内視鏡検査

内視鏡検査

当院では少しでも検査が楽に受けられるよう、独自の工夫をしています。
また日本消化器内視鏡学会の専門医が検査を行いますので、安心してご相談ください。

とにかく楽に検査を受けたい

当院では鎮静剤を使ってウトウト・スヤスヤした状態で検査を行うことが可能です。初めての検査で不安が強い方や、前回検査でとても苦しかった方などには最適です。また、落ち着いた状態で検査ができるので、内視鏡検査の質も格段に向上します。
検査前に点滴を開始し、検査が終了して目が覚めるまで継続します。その間、鎮静剤や目を覚ます薬などはすべて点滴を介して使用しますので、点滴の時以外に注射することはありません。検査後に目を覚ます薬を使用しても、数時間はふらつきや眠気などの症状が残る場合があります。

  • 呼吸機能の悪い方(肺気腫・気管支喘息の発作中)には行うことができません。
  • 検査を終えて帰宅する際のお車の運転はご遠慮頂いております。来院の際は、徒歩、ご家族の送迎、タクシー・バス等をご利用ください。
  • 経鼻内視鏡検査時には、鎮静剤を使用した検査は行いません。

安心・安全に配慮した検査

当院で内視鏡検査を行うのは、院長を始め日本消化器内視鏡学会の専門医です。また、介助の看護師も同学会の認定技師免許を取得しております。通常の内視鏡検査から日帰り内視鏡手術(大腸ポリープ切除など)に至るまで、日々研鑽を重ねております。大腸ポリープ切除では、内視鏡的に一括切除可能と判断できるものは、できる限り切除しています(事前に同意書が必要)。胃カメラでは経鼻内視鏡(鼻から入れる内視鏡)にも対応しております。御希望の方は予約時にお申し出ください。
内視鏡検査では診断・治療のみならず、内視鏡の洗浄法においてもその質が問われ始めています。当院では細部まできちんと洗浄することに徹して皆様に安心・安全な検査を受けて頂けるよう工夫しております。

ストレッチャーベット

ストレッチャーベットについて

通常は車椅子の形をしていますが、リクライニングして移動式ベッド(ストレッチャーベッド)へと簡単に形状変化します。
当院では内視鏡検査の前処置→検査→検査後リカバリーまで乗り換えることなく、一人一台で使用していますので、検査前後にご自身で移動して頂くことは一切ありません。

鎮静剤を使用したときの検査の流れ

当院では鎮静剤処置や麻酔処置などは全て準備室で行います。内視鏡室というのは、一般の患者さんにとっては手術室に入るようなものです。遮光された内視鏡室に入った途端に緊張してしまい、鎮静剤が効かなくなってしまう方がよく見られます。そのため、明るく安心感のある準備室で鎮静剤や麻酔処置を行って、落ち着いたところでベッドごと内視鏡室に移動し検査を開始します。鎮静剤が効いている間は、呼吸状態や血圧・脈拍の状態を常時モニタリングをしておりますので、その点もご安心ください。
鎮静剤でウトウトした状態になってから目が覚めるまでの間、ご自身で全く移動していただく必要がなく、ゆったりと検査が受けられるように工夫しております。当院の内視鏡検査用ベッドは、車椅子にもなりますので、目が覚めた後も椅子に座った状態でお休み頂けます。

検査終了後、内視鏡画像をご覧いただくことができます。

検査終了後に画像ファイリングシステムにより、高画質な内視鏡画像をそのまま診察室に転送します。それにより、検査終了後に実際の検査画像をモニターでご覧頂ながら、十分な説明ができるようにしております。過去の画像もすべて保存していますので、当日の画像と比較することも可能です。当日の画像はプリントアウトしたものをお渡ししますが、その画像を使って十分な説明を行うようにしております。異常が見つかって治療目的で別の病院に紹介をする際も、それらの画像はすべてDVDにコピーして紹介状とともにお渡しいたします。

内視鏡検査機器

検査で異常のなかった方への対応

検査で異常がなくても、腹痛や便秘・下痢といった症状はあるものです。検査を受けて異常がないと、「心配いりません」と言われて病院を後にしたことはありませんか。内視鏡検査は、潰瘍・ポリープ・がんといった器質的問題には強いのですが、胃腸の動きなど機能的な部分は観察できません。当院では内視鏡検査で異常がなくても症状がある場合には、機能的側面から治療を行って症状の改善を図るようにしています。

指定難病の診断・治療

炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎 かいようせいだいちょうえん ・クローン病)
潰瘍性大腸炎(かいようせいだいちょうえん)を診断するためには、大腸内視鏡検査が必須となります。
通常の方よりも下剤処置を軽めにしたりしながら、対応しています。また、内視鏡における重症度に応じて、適宜治療法を変更していきます。
クローン病の診断には、大腸だけでなく口~肛門までのすべての消化管に病気が出てくる可能性があるため、大腸内視鏡検査のみならず、上部消化管内視鏡検査(胃カメラ)も必要になります。クローン病においても、重症度に応じて適宜治療を選択するようにしています。

内視鏡の予約方法

053-426-2000
休診日
木曜日・日曜日・祝日

予約は随時受け付けております。月・火・水・金・土曜日の午前が検査時間となります。鎮静剤を使用した内視鏡検査を希望される方が多いため、1日の検査数を限定させて頂いており、予約状況によってはご指定の日時が取れない場合がございます。日程に余裕を持ってご連絡ください。
また、大腸内視鏡検査の場合には、事前に前処置用下剤の服用方法を説明の上お渡しする必要がありますので、予約後に一度ご来院頂くことになります。予めご了承ください。

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